「サンディエゴの意義深い思い出」

札幌アルファ体操クラブ  木藤 景太

 僕は札幌の強化選手として2月の16日から23日まで強化練習会のためにアメリカのカルフォニア州サンディエゴに行きました。
 この遠征は自分に とって初体験のことが多い遠征だったと思います。初めての海外、苦手な英語、更にホームステイや外国人との模擬演技、体操だけじゃなく自分の人生にとっても、かけがえのないほどのいい体験が出来ました。
 その体験の中でまず驚いたのは、アメリカと日本の文化の違いでした。靴を脱がない、お風呂がない、ご飯は肉が多い、などなど、最初はショックの連続でした。
 体操でも日本とは違い試技時間がものすごく長く、自分のグループも夜までやってました。模擬演技の成績は団体で1 位、個人では2位いという結果でしたが、日本の形式になれていて、アメリカの形式はすごくやりずらい感じがしました。
 ホームステイではホストファミリーになんてお礼を言えばいいかわからないくらい、すごくお世話になりました。家族と一緒にご飯を食べたり、夜ゲームをしたり、楽しくて一番心配してた英語はあまり気にならず、本当は通じていないはずですが、そんなの関係なくすごく充実した時間を過ごせました。
自 の他にも2人、アルファのメンバーがいて、そのメンバーのホストファミリーにもすごくお世話になりました。観光やホームパーティーなどなど、楽しいこと ばかりでした。自分らがお世話になったサンディエゴオールスターズの人たちにもほんとにお世話になりました。
 そこのサカモト先生には体操においても、人生 においても、すごく大事なことを教わりました。すでに60歳を越えてるサカモト先生はなんとも説得力のあるムキムキの体つきで人間の無限の可能性について話していました。そのときはちょっと色々と自信を無くしていたのですが、その話を聞き、更に上をめざせる自信がつきました。
 このアメリカ遠征で学んだことを、これからの自分に生かして、この思い出を大事にしていきたいと思います。ほんとにこのアメリカ遠征でお世話になった人たちに感謝しています。