〜アメリカ遠征を終えて〜 HOKUSEI☆R.G. 斎藤 彩花
私にとって今回の遠征が初めての海外となりました。パスポートを取りに行ったり、
お金をドルに買えたり、出発前からとてもうきうきしていました。本当に今 回参加でき
てとても嬉しかったです。行きの飛行機では、乗っている時間がとても長かったです。
飛行機の中では、アメリカってどんなところだろうとか、どん な人達がいるのだろうか
と結構緊張しながら乗っていました。そして、アメリカと日本の時間は時差があって移
動の時にはなんだか眠くなったり、夜に目が覚め てしまったり何だか変でした。
今回の遠征で1番楽しかった事は、海外選手との交流です。アメリカの子達は日本
人と違って、とても積極的で向こうから話しかけてくれました。私は、簡単な 英語しか
喋れなかったけどしっかり聞いて、理解してくれる子ばっかりで達皆本当に優しい人
達ばかりでした。でも、身振り手振りでもいざと言う時には、なんとか伝わりましたが
長く話すことが出来なかったので、そこが少し残念です。日本から持っていった折り
紙の鶴をプレゼントしたらとても喜んでくれました。一緒に練習をした会場は、とても
綺麗で十分練習が出来ました。少し天井が低くて柱やバスケットゴールにぶつけて
しまいましたが、アメリカの子達は上手く やっていました。そして、発表会では私と海
外の選手の違いを見つけました。立ち姿がスラッとしていたり、皆細かったりと、外見
からしてとてもかっこよくて 綺麗でした。そして、海外の選手の演技を見て私にはまだ
出来ない技や、手を綺麗に使っていた表現力がとても上手で私も真似をして上手に
なりたいと思いました。
もう一つ楽しかった事は、NYの観光です。日本の地下鉄よりもスピードが速く、人
がいっぱいいて、日本の座席の配置と違いました。ほかにも信号の(歩行者 用)の
表示が違ったり、寒いのに路上に売店があったり身近な所での日本との違いを色々
見つける事が出来ました。そして初めてのNYでミュージカルを見に 行ったり、自由
の女神やグランドゼロに行ったりとTVで見たことのある場所へ行くことが出来ました
。そして警察が馬に乗って巡回している事には大変驚きま した。日本では、車の少
ない所で馬をみた事があるけど、アメリカの道路は車がスピードをだして走っている
のにその中で馬に乗った警察官には驚きました。
もう一つ驚いたのは日本の『吉野家』のお店があった事です。日本のお米の味な
どを知ってもらうのは嬉しい事だな、と思いました。
今回のジャパンチームは皆の事は知っていたけど話したりした事が無い人達でし
た。集団演技の振り付けで分からない事があった時など教えて、みんな優しい人達
ばかりでした。部屋でも移動時のバスの中でも、いつも笑いが絶えなくとても明るい
チームでした。
アメリカ遠征では、初めての体験や楽しい思い出も沢山できました。来て良かった、
という思いが強かったです。今回、海外派遣選手に選ばれたのも、そしてと ても良い
演技発表ができたのも、私のためを思ってここまで指導してくださった先生達にとて
も感謝しています。そして先生方や家族がいたからこそアメリカに 行ける事が出来
ました。私一人の為に、どれだけの人が関わってくれているのかを考えると感謝の
気持ちでいっぱいです。
今回のアメリカで出来た貴重な体験は 誰もが出来るわけではないので、中学生
になってもこの経験を生かして行きたいと思います。有難うございました。